HiCEP の原理 HiCEP の基本は、(1)poly(A)+ RNAをcDNAに変換、(2)制限酵素による切断、(3)アダプター配列の付加、(4)DNAの増幅、(5)高解像度の電気泳動で展開、次いで(6)各poly(A)+ RNAに由来するcDNA断片のピークの位置と強度を測定するという一連の作業から成ります(図2)。制限酵素切断のステップでは、各poly(A)+ RNAを代表するcDNA断片が生成するような特殊な制限酵素を用いています。また専用のアダプターおよびプライマーを用いることにより、各cDNA断片を偏りなく増幅することが可能となりました。 |
|
図2 HiCEP の原理 |
|
|